2024/07/03 14:32
昨年までの3PLYから2PLYに変化したWORKERSの定番Tシャツ。
変えた理由、生地の厚みと密度。3PLY,綺麗に見えるのは良いのですが
現代の猛暑日にはちょっと暑い。
そこで、2PLYにすることで5%オンスを下げ、5.7oz程。さらに、3PLYは80番×3本撚り=26番相当で編むところ、
2PLYは40番×2本撚り=20番相当。
糸は数るほど太い=③PLYより2PLYの方が太い。かつオンスも少し低い=編みの密度が低=風通りが良く涼しいということです。
「2PLY」は2本の糸を撚り合わせていますという意味。
それぞれ1本づつの糸はZ撚り(左撚り)を2本まとめてS撚り(右撚り)してから編み機にかけます。
これで「ねじれ・斜行」を少なくして綺麗な仕上がり。編み地、特に1本の糸で編む天竺(Tシャツ生地)は糸の撚り方向に斜めによれる
「ねじれ・斜行」が発生します。
それを防ぐために2-PLY-Tは「糸自体の撚りとは逆方向に2本をまとめる」、つまり
・1本の糸の撚り方向(左)vs 2本の糸の撚り合わせ方向(右)が互いの撚りを打ち消し合い、
斜行を抑えます。
人が着た時、生地がまっすぐ落ちる、「きれい」に見える秘訣はこの2PLY,2本撚り合わせにあります。
ゆったりしてさらに風通しも良いので1枚で着ると涼しい。
着丈はMで63-4センチなので、WORKERSのブルゾン・ジャケット系なら裾はでません。
以上、抜粋しました。
時代背景も見事にとらえた、素晴らしい一枚です。
前身頃裾部分にが赤色タグが付いているタイプがRegular Fitタイプです。
サイズの揃っているうちにどうぞ、お買い求めください。
とても良いTシャツですから。
TRAVELLER‘S BASE WEB責任者
寺井